NFTの危険性や詐欺について知りたいですか?
NFTは最先端なので、法的整備もまだまだ途中、NFTでおきるトラブルは基本個人の責任となり、なにかあっても誰も助けてくれません。
というか助けられないのがブロックチェーンの技術です。
何の知識もなく始めると資産やNFTが盗まれる可能性があるので注意が必要です。
そこでこの記事では「NFT詐欺の事例と4つの対策方法」を解説いたします。
NFTに限らず、本記事で紹介する内容は暗号通貨を始めるにあたっても役に立つ内容なので、
最後まで必ず読むようにおすすめいたします。
最後まで読むとNFT詐欺にあわない対策を知ることが出来ます。
NFTの危険性とは?知らないと危険?! NFT詐欺の事例と4つの対策
NFTの危険性!
というとすべてが怖くなりますが、基本的にNFT自体に危険性はありません。
NFTの危険性とは、NFTを購入、販売、Giveawayなど、誰かとやり取りする時に詐欺行為がある場合があるということです。
NFTの詐欺は事前に知っておけばある程度防止することができるので、しっかり確認していきましょう。
今回は代表的なNFT詐欺の事例と4つの対策を解説します。
- MetaMask(ウォレット)の扱い
- マルウェア(Malware)
- 偽物のNFTを買わせてNFTは届かない
- discordからの案内やリンクは詐欺
MetaMask(ウォレット)の扱い
まずは「財布」であるウォレットの扱いをしっかり理解し管理しましょう。
「シークレットリカバリーフレーズ」は誰にも教えてはいけません。
NFTに限ったことではありませんが、MetaMaskの「シークレットリカバリーフレーズ」の扱いには十分に気をつける必要があります。
基本的に「シークレットリカバリーフレーズ」は誰にも教えてはいけません。
シークレットリカバリーフレーズは変更不可でフレーズが漏れると誰でも簡単にMetaMaskを開くことができます。
つまり、中ある通貨やNFTを簡単に取り出せてしまいます。
ですので「シークレットリカバリーフレーズ」は誰にも教えないように知られないように管理する必要があります。
Twitterやdiscord、どこかのサイトなどでNFTをプレゼント等でシークレットリカバリーフレーズの入力を求められるのは全て詐欺です。
初期の作成時以外、入力をする必要はないと覚えておきましょう。
管理方法については所説ありますが、「シークレットリカバリーフレーズの内容をバラバラに別の場所に数か所で管理する」のがおすすめ。
知られたら終わりなので、やりすぎということはありません。
又、保管方法としてステンレスへの刻印で保管するのも有効です。
シークレットリカバリーフレーズの保管方法は、これといった明確な答えはありませんので、
自分で考え自分にあった管理方法を模索するのが一番よいでしょう。
MetaMaskのアドレス、パスワードは基本見られても大丈夫です。
MetaMaskのアドレスは知られても問題はありません。(0Xから始めるアドレス)
必要以上に教える必要はありませんが、NFTや暗号資産プレゼント等でウォレットアドレスを求められることがありますが、MetaMaskのアドレスは教えても特に問題はありません。
しかしDeBankなどのツールを使えはMetaMaskアドレスだけでウォレットの中身を確認することが出来るので、
中身を見られたくない人は公開用ウォレットと本ウォレットを分けて作成しておくのがおすすめです。
その他、MetaMaskのパスワードは意外に知られても大丈夫です。
しかしシークレットリカバリーフレーズが打ち込まれている端末であればパスワード入力でMetaMaskは開けるのでシークレットリカバリーフレーズが打ち込まれている端末の扱いは注意しましょう。
異なる端末であればパスワードを入力してもシークレットリカバリーフレーズを求められるのでMetaMaskを開くことはできません。
パスワードの変更も可能です。
MetaMaskの詐欺例
MetaMaskの詐欺で一番多いのが「偽物のMetaMaskをインストールしてしまうこと」です。
偽物のMetaMaskをインストールして通貨を入れたらそりゃ盗まれますよね。
何故偽物のMetaMaskをインストールしてしまうのか?
Google広告で表示されることがある(検索で1番上に出てくる)から
基本、cryptoの世界では「広告」をクリックしてはいけません。
つまりGoogle検索を信用してはいけないということです。
こういったサイトはとても似せて作られていますので、見分けがつきませんので注意。
広告のスキャムサイトは結構あるので基本は「信頼できる公式サイトのURL」を利用しましょう。
- 公式のサイトか確認する
- URLでしっかり確認する(スペル)
- Twitterで確認する(公式があるかどうか、公式か)
最低限以上のことは確認するようにしましょう。
検索からではなくChromeの追加からならメタマスクは大丈夫です。
詳細記事>>[簡単解説] MetaMaskのダウンロード方法とBSCの接続、設定方法
MetaMaskの詐欺対策
- 「シークレットリカバリーフレーズ」は誰にも教えずしっかり管理する
- シークレットリカバリーフレーズが打ち込まれている端末の扱いを注意する
- MetaMaskをインストールする時は信頼できるURLから又はChromaの追加から行う。
マルウェア(Malware)
マルウェア(Malware)とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードのことです。
つまりはコンピュータウイルスです。
マルウェアには様々な種類がありますが、中にはシークレットリカバリーフレーズを盗むプログラムがあるので注意が必要です。
マルウエアの感染ルートは「広告」「スキャムサイト」「よくわからないファイル開示」などなので、
よくわからないサイトへの訪問やダウンロードは特に気をつけましょう。
特によくわからないファイルをダウンロードしてはだめです。
感染したらどうしようもないので、何かのサイトを利用する時はしっかり確認し、利用頻度が多いサイトはブックマークしてアクセルする方法を工夫しましょう。
暗号通貨の世界はまだまだ過渡期なので詐欺サイト、スキャムサイト等がたくさん存在します。
事前の対策として暗号通貨用のパソコンを用意し、個人情報やシークレットリカバリーフレーズ等は別のパソコンで管理することが最善の対策となります。
マルウェア(Malware)の対策
- 広告にはアクセルしない
- よくわからない添付ファイルはダウンロード、開かない
- 暗号資産専用のパソコンを用意する
- パスワード等の個人情報は一括で管理しない
偽物のNFTを買わせてNFTは届かない
Twitterやdiscordで「人気のNFTセール情報」を流して誘導し買わせる詐欺があります。
いかにも人気そうな感じで煽って先行販売ページに誘導し購入させますが、いつまでたってもNFTが届かないというものです。
これ系は”○○時まで”と「焦らせる」のでよくわからないプロジェクトは一歩止まってしっかり確認することが大事です。
送金してしまった通貨は戻ってきません。
偽物のNFTの対策
- 公式のアナウンス、リンクからかをしっかり確認する。
- 公式以外は詐欺です。
- セール系案内はTwitterは乗っ取りの可能を疑いTwitterからのリンクは踏まない
- 公式のアドレスを事前にブックマークしておく
- 慣れないうちは焦らせる系のプロジェクトはスルー
discordからの案内やリンクは詐欺
NFTのプロジェクトにはdiscordが不可欠ですが、discord内にも詐欺師が潜り込んでいることがあります。
というか普通にいますので、discordからくるDMの案内や外部リンクは詐欺の可能性が高いのでクリックしないようにしましょう。
どうしても連絡を取る必要がある内容なら必ずdiscord以外で確認してからにしましょう。
知り合いでも乗っ取られている可能性があるので注意が必要です。
一呼吸おいて確認してから行動するようにしましょう。
discordの詐欺対策
- discordからの案内や外部リンクは詐欺の可能性が高いのでクリックしない
- discordのDMは基本無視でOK
- メール設定をする(「プライバシー・安全」から設定)
- 2段階認証設定をする(乗っ取り防止)「マイアカウント」から設定
まとめ:NFTの詐欺対策
この記事では知らないと危ないNFT詐欺の事例と4つの対策を解説してきました。
- MetaMask(ウォレット)の扱い⇒シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えない&新規は信頼できるURLから登録する
- マルウェア(Malware)⇒広告サイトはクリックしない&不明なサイトにアクセスしない&パスワード等は別で管理する
- 偽物のNFTを買わせてNFTは届かない⇒焦らせる系のよくわからないNFTはスルー
- discordからの案内やリンクは詐欺⇒discordで設定する&DMは基本無視
これらの詐欺を回避する方法で共通して言えるのは、「焦らないこと」です。
焦らずしっかり「URLを確認する」「サイトを確認する」「プロジェクトを確認する」「Twitterを確認する」「discord内を確認する」
暗号通貨は間違って送ってたら戻ってきません。
焦って送金や手続きをする前に「しっかり確認する」ことが大切です。
詐欺師は不安や欲望をついてきます。
すぐに判断せずしっかり調べて、確認してから行動する癖をつけましょう。
SNS上で「初心者」を名乗るのもやめましょう。詐欺師がよってきます。
基本は自分で調べ、自分で考えることです。
crypto界隈にはこういう言葉があります。
「DYOR」
「Do Your Own Research」の略で、「自分で調べよう!」って意味です。
何でも人に聞きまくる人は危険なのです。
一瞬で詐欺師の餌食になってしまいますので、ググって自分で情報を収集して解決する姿勢を身につけることが詐欺に合わない一番の対策ともいえます。