ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskに送る時の注意点を知りたいですか?
初めての暗号資産(仮想通貨)の送金は不安がいっぱい。
「操作ミスでなくなったらどうしよう」
「資金をちゃんと送れるか不安」
「操作方法がわからない」
実は、取引所からMetaMaskへの送金は失敗すると資金が消えてしまうので注意が必要です。
そこで本記事では、
暗号資産の送金時に初心者が失敗しそうな個所を重点的に解説。
ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskへ送る時の3つの注意点をお伝えしていきます。
最後まで読んで頂くことで初心者でも安全に暗号資産をMetaMaskに送ることができます。
MetaMaskをお持ちでない人はこちらから
【BTC送金方法】ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskにを送る時の3つの注意点
まず、ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskへ送金するのあたって
失敗しそうな個所を確認しておきましょう。
送金時失敗しような個所
- ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskに直接送ってしまう。
- 送金アドレスを間違う(資金が消失します)
- フィッシングサイトで登録してしまう(偽サイト)
まだ、coincheckの口座をお持ちでない人はサクッと作りましょう!
もちろん無料です。
Coincheckの口座を無料で作るビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskに直接送ってしまう。
まず、ビットコインをcoincheckからMetaMaskに直接送ることはできません。
なぜなら、MetaMaskはイーサリアムネットワーク用に作られたウォレットだからです。
ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskに送ろうとしてもエラーになりますが、
仮に送れたとしたら送った資金はチェーンが異なる為、どこかに消えてしまいます。
ブロックチェーンには様々なチェーンがあります
ひとえに「ブロックチェーン」と言っても様々なチェーンがあり、それぞれ独自のチェーンとなっています。
現在支流なブロックチェーンは、
「イーサイネットワークチェーン」「ポリゴンチェーン」「Binance Smart Chain(BSC)」「ファントムチェーン」等
その他にも様々なチェーンがありチェーンそれぞれで扱える暗号資産は異なります。
今回はビットコインをMetaMaskに送りたいので、
MetaMask上でビットコインとして扱えるBTCBにして「Binance Smart Chain(BSC)」に送金します。
BTCBとは何ですか?
BTCB(Bitcoin BEP2)とは、BNB Chain上のトークンです。
各BTCBはBTC準備金で100%担保され、価格は1BTCB=1BTCのレートでBitcoinに紐付けられています。
厳密にはビットコインではないのですが、ビットコインとしてBSC上で扱えるビットコインのようなものです。
Binance Smart Chain(BSC)上では
BTCがBTCBという表記になります。
送金アドレスを間違う(資金が消失します)
暗号資産(仮想通貨)の送金は基本「自己責任」です。
間違ったアドレスに送金してしまうと資金が消えてしまいます。
これはWeb3領域では取引の基本が個人と個人だからで、アドレスを間違うと送金先を探すことが不可能になるからです。(誰も管理できない)
例え間違ったアドレスが存在しているとしても、そのウォレットを操作することはできません。
その他、送金方法(ブロックチェーン)を間違っても資金が消失するので、
「送金アドレス」と「送金方法」は間違わないようにしっかり確認しましょう。
フィッシングサイトで登録してしまう(偽サイト)
これは暗号資産(仮想通貨)の全てのサービスに言えることですが、
サイトを表示する時はURLなどをしっかり確認して本物のサイトか確認するようにしましょう。
- MetaMask
- 取引所
- DeFiのプラットフォーム
- OpenSea
等々
これらはcryptoの代表的なサービスですが、全てにフィッシングサイトが存在し間違って個人情報やシードフレーズを入力してしまうと資産が盗まれますので必ず本物のサイト確認してから利用しましょう。
フィッシングサイト防止柵
- 広告のリンクにアクセスしない
- URLを一文字づつ確認する
- 信用があるところからリンクに飛ぶ(ここでもURLを確認)
- 本物のURLはブックマークしておく
他にもいろいろありますが、初めてのサイトは常に疑って確認するようにしましょう。
体験談
実は私も国内取引所の口座開設の時に、フィッシングサイトで登録しかけたことがあります。
その時は、確認後の再アクセスの時に検索から「一番上の広告のリンク」でアクセスしてしまいフィッシングサイトに登録しかけました。
幸い、取引所の方で不正アクセスを感知してくれたので大事には至りませんでしたが驚きの体験でした。
国内でかなり有名な取引所なので油断していました。
その広告のリンクはすぐに消去されましたが、またいつ広告で表示されるかわかりませんので
絶対に広告がついているリンクからの登録はしないようにしましょう。
広告のリンクは偽物の可能性が高い
失敗しような個所のおさらい
- ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskに直接送ってしまう。
- 送金アドレスを間違う(資金が消失します)
- フィッシングサイトで登録してしまう(偽サイト)
まずは最低限の以上3つはしっかり確認してから送金するようにましょう。
ビットコインをBTCBにしてBinance Smart Chain(BSC)に送る方法
ビットコイン(BTC)をcoincheckからMetaMaskにを送る時の3つの注意点をしっかり確認しながら、
早速ビットコインをBTCBにしてMetaMaskに送ってみましょう。
先ほど記載したようにビットコインをcoincheckから直接MetaMaskに(イーサイネットワーク)送ることはできないので、
この記事では、海外の取引所の「Bybit」使ってビットコインをBTCBに交換し
Binance Smart Chain(BSC)に送る方法を解説します。
ビットコインをBTCBにしてBinance Smart Chain(BSC)に送る手順
- coincheckからビットコインをBybitに送金
- BybitでBTCをBNBに交換(又は購入)
- BNBをBinance Smart Chain(BSC)MetaMaskに送る
- Pancake SwapでBNBをBTCBにスワップする
Binance Smart Chain(BSC)は海外の取引所「BINANCE」が提供するブロックチェーンです。
イーサイネットワークより手数料が安く、DeFi等でビットコインを運用できるので人気のチェーンでもあります。
代表的なのは「PancakeSwap」など。
>>Pancake Swap(パンケーキスワップ)とは?流動性を供給しCAKEを複利運用する方法
Bybitを開設していない人はまずはサクッと口座開設しましょう。
>>Bybitの口座開設(招待コード「WV1ZJR」を利用して開設することで手数料を獲得できます。)
coincheckからビットコインをBybitに送金
coincheckからBybitに送る方法は難しくありませんが、送金アドレスはしっかり確認しましょう。
ちなみに、上級者向けですがビットコインのまま送金すると送金手数料が高いので、
送金手数料を安くする裏ワザもありますので興味ある方はこちら
BybitでBTCをBNBに交換(又は購入)
「BNB」とは、BINANCEの基軸トークン(通貨)でBinance Smart Chain(BSC)を利用する時に
手数料として必要になるものです。
coincheckからBTCを送ったらBybitの「資産交換」からBTCをBNBに交換していきましょう。
※交換するということは売却と同じ行為ですので、価格の変動に注意。ご自身でご確認の上おこなってください。
※交換したBNBはPancakeSwapでBTCB(ビットコインのようなもの)にまた交換します。
簡単な方法はBNBを買う
coincheckからBTCを送金しなくても、資金があればBybitでBNBを購入したほうが簡単です。(購入手数料がかかります)
送金手数料もかかるので、資金に余裕がある人は直接BybitでBNBを買う方がよいかもしれません。
BTCとBNBの交換方法
TOP画面の「現物」→「資産交換」から
振替元を「BTC」
振替先を「BNB」
それぞれ選択する(プルダウンで検索できます)
交換する数量を入力後
「見積価格を確認する」をクリック
指示通りに進めば交換完了です。
交換レートは以下のサイトで簡単に調べられます。(安全なサイトです)
>>COIN YEP
BNBをBinance Smart Chain(BSC)(MetaMask)に送る
BybitでBNBを用意出来たらMetaMaskに送りましょう。
MetaMaskに送ると言ってもMetaMaskは様々なチェーンをつかえるので、送る時はチェーンを確認して送りましょう。
今回はBNBなのでBinance Smart Chain(BSC)に送ります。(例えばBNBをイーサイアムチェーンには送れません。)
「資産」⇒「資産調達」
検索窓に「BNB」と入力しBNBの「出金」をクリック
通貨が「BNB」になっていることを確認。
ウォレットアドレスを選択(事前に「ウォレットアドレスを追加する」から登録しておきましょう)
チェーンタイプが「BSC(BEP20)」になっていることを確認(自動で反映されます)
※これがブロックチェーン種類です。
送金する数量を入力して「確定」
セキュリティ等の入力で送金完了です。
数分後、MetaMaskのBinance Smart Chain(BSC)に送った数量の「BNB」が反映されます。
Binance Smart Chain(BSC)をMetaMaskに追加していない人はこちら
Pancake SwapでBNBをBTCBにスワップする
さて、あと一息でBTCBに出来ます。
現状BTCBを手に入れるにはPancake Swapでスワップ(交換)する方法が一番簡単です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?
Pancake Swap(パンケーキスワップ)とは、BNBチェーン上のDEX(分散型取引所)の1つです。
DEX(Decentralized Exchanges、分散型取引所)とは、ブロックチェーン技術の1つであるスマートコントラクトを用いて、
サービスの仲介者・管理者を挟むことなくトークンをスワップ(交換)できる場のことです。
スワップに必要な通貨はユーザー同士で用意するため、自身がトークンを預け入れてスワップのための流動性を提供する側に回れば、その見返りとして支払われる利息などで稼ぐこともできる。
さらに、PancakeSwapでは基軸通貨のCAKE(ケーキ)トークンが発行されていて、利用するともらえたりします。
Pancake Swapでスワップする方法は簡単!
まずは、Pancake Swapにアクセス
※検索からいく場合、URLをしっかり確認してください。(スキャムサイトの場合資金を抜かれます)以上のURLは本物です。
右上の財布マークからウォレットアドレスを接続し、チェーンをBNB Chainにしてください。
「トレード」⇒「スワップ」をクリック
上に「BNB」、下に「BTCB」を選択
スワップする数量を入力(所持数のパーセンテージでも入力できます)
キツネマーク(MetaMask)をクリックすると、ご自身のMetaMaskに、BTCBが表示されます(追加しないと表示されません)
金額を確認したらスワップ(数量を入力の所)
ガス代を確認し「確認」をクリックでスワップ完了です。
数分後、MetaMaskのBinance Smart Chain(BSC)の「BTCB」の所にスワップした数量が反映されます。
MetaMaskに「BTCB」が表示されていない場合は、BTCBのをインポートしましょう。
先ほどのMetaMaskのアイコンをクリックで追加か、
または、MetaMask下の「トークンのインポート」からトークンアドレスを追加しましょう。(どちらでも一緒)
BTCBのトークンアドレス:0x7130d2A12B9BCbFAe4f2634d864A1Ee1Ce3Ead9c
これで、ビットコインをBTCB(ビットコインのようなもの)にしてMetaMaskに送ることができました。
このBTCB使って、ビットコインのようにPancake Swap等でで運用したできます。
【注意】
本記事は、投資を促すことを目的としたものではありません。
投資はリスクを十分に考慮し、ご自身の判断で行ってください。